大谷翔平8勝目かけ明日タイガース戦登板も…相手指揮官は“サイン盗み疑惑”の厄介者

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 エンゼルス・大谷翔平(27)が日本時間19日、自身初の4連勝と8勝目をかけて登板する。

 投手としては現在3連勝中。タ軍打線は若手主体で、チーム打率.241(リーグ8位)、総本塁打135(同13位)と迫力に欠ける。今年6月の対戦では大谷が6回を1本塁打を含む5安打1失点に抑えて3勝目を挙げている。通算でも2試合計11回で防御率1.64と相性の良さを見せているものの、決して侮れない。

 リーグ4位のチーム盗塁数65個が示す通り、機動力が売りで、グロスマン外野手(13個)ら積極的に次の塁を狙う選手が少なくない。隙を狙った走塁には注意が必要なうえ、それ以上に相手の指揮官が厄介なのだ。

 今季からタイガースを率いるA.J.ヒンチ監督は2015年から5年間、アストロズで指揮を執り、2019年オフに発覚したサイン盗みの責任を問われ、解任された過去があるからだ。ヒンチ監督は積極的に関与していないといわれているが、今季、現場に復帰したことで対戦相手からは当然、サイン盗みを警戒されている。元ア軍ベンチコーチだったレッドソックスのアレックス・コーラ監督とともに依然として疑惑の目を向けられているのだ。

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