“イチロー効果”で国学院久我山もセンバツVあるか?昨年指導した智弁和歌山は21年ぶり全国制覇

公開日: 更新日:

 自ら走って実践してみせると、こう続けた。

「僕の足は内側(内股)に見える。外側にひざが回ると動きはロスする。意識するだけで変わる。何日かでできることはないけど、考えないと永遠にできない」

■三振しない最後のテクニック

 イチロー講座は続く。その後、フリー打撃で実演。打ちながら右方向に切れるファウルには「大きく曲がるのはダメ。(右肩が開く動作で)こうなっている」とニヤリ。打撃練習で、捕手を務めた選手から「見逃しそうなところから振っている」と聞かれると、「見逃すと思ったらバットが出てくる。手が最後に出てくる。手がキープできている証拠。どうやってそこ(内角高めの厳しいところ)をファウルにするか。最後のテクニック。(追い込まれた状況で)次のチャンスを得るための技術。ゲームでそれができたら、すごく強い。右バッターでそれができたのがジーター。詰まらせてここ(後ろ)に残るのが特徴。今の時代、減ってきている。(メジャーでは)1番から9番までバーンとやる打者が多くなっている。(できていたのは)マイク・スウィーニー、マイケル・ヤング。(今なら)ブラントリー」とメジャーリーガーの名前を挙げて説明した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒