北京五輪での袋叩きも吹き飛ばす フィギュア“ロシア鉄の女”が手にする膨大なカネと権力

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 その“ニンジン”は規格外だ。

 カミラ・ワリエワ(15)のドーピング違反で注目されたロシアは、超の字がつくメダル至上主義国家。メダルを取れば、アスリートは国内での地位が確立され、生活が保障される。さらに驚くべきは、メダリストを育てた指導者には、それ以上のご褒美が待っている点だ。

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 ロシアメディアによれば、平昌五輪後、ザギトワらトップスケーターたちを育てたエテリ・トゥトベリゼ・コーチ(48)には、選手と同額のボーナスが支払われたという。しかも、教え子の人数分。北京五輪も同じだとすれば、破格のボーナスだ。

 国から選手への報奨金は金メダルで400万ルーブル(約600万円)、銀で250万ルーブル(約375万円)、銅で170万ルーブル(約255万円)。金は団体とシェルバコワで2個、ペアとトルソワで銀2個のため、計1300万ルーブル(約1950万円)となる。

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