楽天に続きDeNAもコロナ感染拡大で試合中止…このままではシーズン完遂も危ない

公開日: 更新日:

 宮地氏は選手、関係者の外食の禁止とともに、3日に1回程度のPCR検査及び、抗原定量検査の実施を提案する。

「最近の感染傾向をみると、試合後に大人数で会食をするなど、気の緩みがあるのではないか。オミクロン株は若い人に広がりやすい傾向がありますからね。感染リスクの高い行動を避けるという、基本的な感染対策の徹底は重要。検査期間は陰性証明書が72時間有効であることも踏まえ、3日に1回と頻度を増やす。より良い仕組みを取り入れるためにも、12球団統一の検査体制を構築するのも手だと思います」

 頻繁な検査は費用がかさむが、観客の人数制限が解除され、多くの収入が得られるなら背に腹は代えられない。隔離措置が取られる濃厚接触者についても、宮地氏は「東京五輪では試合開始6時間前に陰性が確認されれば試合出場を可とした」という。年間143試合を行うプロ野球だからこそ、より柔軟な対応も不可欠だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?