楽天に続きDeNAもコロナ感染拡大で試合中止…このままではシーズン完遂も危ない

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 宮地氏は選手、関係者の外食の禁止とともに、3日に1回程度のPCR検査及び、抗原定量検査の実施を提案する。

「最近の感染傾向をみると、試合後に大人数で会食をするなど、気の緩みがあるのではないか。オミクロン株は若い人に広がりやすい傾向がありますからね。感染リスクの高い行動を避けるという、基本的な感染対策の徹底は重要。検査期間は陰性証明書が72時間有効であることも踏まえ、3日に1回と頻度を増やす。より良い仕組みを取り入れるためにも、12球団統一の検査体制を構築するのも手だと思います」

 頻繁な検査は費用がかさむが、観客の人数制限が解除され、多くの収入が得られるなら背に腹は代えられない。隔離措置が取られる濃厚接触者についても、宮地氏は「東京五輪では試合開始6時間前に陰性が確認されれば試合出場を可とした」という。年間143試合を行うプロ野球だからこそ、より柔軟な対応も不可欠だ。

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