阪神がリーグ最速の10敗目…平田二軍監督「代行就任」へ待ったなし!

公開日: 更新日:

 再び連敗地獄にハマりこむのか。

 前日に今季10試合目にして初勝利を挙げた阪神は昨6日のDeNA戦、1-1で迎えた同点の延長十二回に5点を勝ち越されてジ・エンド。先発の伊藤が九回2死まで無失点と好投したが、打線が沈黙。唯一の得点も、その伊藤の適時打によるもの。2年目左腕を見殺しにし、両リーグ最速の10敗(1勝)目を喫した矢野監督は、「(打線が)あと1本出ないことが課題。あと1イニングを抑える投手を育てるのも課題」と淡々と話した。

 逆襲を期待していた阪神ファンもガッカリの試合だったが、今季初勝利も西勇が完封勝利を挙げてのもの。打線が奮起しない限り、今後も苦しい戦いが続くことは間違いない。

 今季の阪神はヤクルトとの開幕戦で7点差からの逆転負け。矢野監督が今季限りでの退任を表明したことが裏目に出て、連敗地獄にはまり込んだ。プロ野球史上、開幕7連敗以上したチームは優勝はもちろん、Aクラス入りしたケースもない。

 阪神ファンで関大名誉教授の宮本勝浩氏が言う。

「このまま勝ち星が遠ざかるようなら、矢野監督も責任を感じて、ご自分から身を退かれるのではないか。今年はベンチの表情も明るくありませんしね。ここからチームを立て直して、勝ってくれたらいいですけど、今季の戦力、スタッフでそれができるのかというと……。阪神というチームは、出足が悪い年はだいたい低迷しているのも気がかりですね」

1985年のV戦士、指導者としても経験豊富

 ファンの間では矢野監督の途中解任を求める声が日増しに増える一方、平田勝男二軍監督(62)の代行監督就任への期待が高まっている。

 平田監督は1985年のV戦士であり、指導者としても一軍ヘッドなどを歴任して経験豊富。さらに、星野仙一監督時代には明大の後輩というつながりで監督付広報を担当したことがあったし、テレビ、新聞での評論家経験も長い。メディアとの関係も良好でトークの上手さにも定評がある。

 ここ最近、スポーツ各紙のウェブサイトでは連日、「平田語録」が掲載されている。新助っ人投手のウィルカーソンについて、「(炭酸飲料の)ウィルキンソンじゃないよな?」とダジャレを交えるのは日常茶飯事。加えて、ミスをした選手に対しては名指しで厳しく言及することもあってか、ネット上では「仲良しクラブの矢野監督とは違う」「明るく厳しい平田二軍監督に一軍をやってほしい」という声が出ているのだ。

「実際、矢野監督が途中解任されたら、代行監督をやれるのは平田さんしかいない。球団もその腹積もりでしょう」とは、地元放送関係者。

 平田投入でどこまでチームが変わるかは定かではないが、少なくとも起爆剤になることは間違いない。

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