横綱・照ノ富士まさかの初日黒星で5月場所“完走”に黄信号…欲しい師匠の「鶴の一声」

公開日: 更新日:

 なすすべもなかった。

 横綱照ノ富士(30)がまさかの初日黒星。大栄翔に攻められると踏ん張ることさえできずに後退し、反撃らしい反撃もないまま土俵を割った。

【写真】この記事の関連写真を見る(09枚)

 先場所は6日目から途中休場。序盤で負けが込んだ横綱が休場するのは珍しくない。今場所の「完走」に早くも黄信号だ。

 照ノ富士が抱える最大の懸念は両ヒザのケガ。本人も「悪くなることはあれ、良くなることはない」と話している。万全でも15日間取れるかどうかだという。

 そんな照ノ富士に対し、協会内では「無理をするな」という声が少なくない。白鵬(現間垣親方)のように休みすぎるのは問題だが、無理をして横綱不在になっても困る、というわけだ。ただでさえ貴景勝、正代の2大関がパッとしないのに、照ノ富士もいなくなれば盛り上がるに欠ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?