大坂なおみ「チーム体制」崩壊…コーチやトレーナー離脱、2度V全米初戦敗退で“お手上げ”

公開日: 更新日:

■代理人とマネジメント会社を設立

 大坂は今年5月、長年にわたって代理人を務めているスチュアート・デュギッド氏と新たなマネジメント会社「Evolve」を設立。それまで所属していたIMGから離れたことで、中村トレーナーとの関係も解消した。

「大坂自身に『今後どうなっていきたいのか』という明確なビジョンがなければ、優秀なコーチはつかない。今後はテニスから距離を置いたビジネスを考えているのか、このままの状態を続けるのか。それもメンタルの状態次第でどうなるか分からないとなれば、ある意味、お手上げ状態ともいえます」(武田薫氏)

 今月19日開幕の東レパンパシフィックOPには出場予定。「五輪は無観客で寂しかった。日本のファンの前でプレーできるのは本当にうれしい」と本人は意欲的だが、新体制が整うまでには、まだまだ時間がかかりそうで、本来の姿は見られそうもない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし