ジョコビッチは世界7位に…ランク落ちても、スポンサー離れても、ワクチン拒否を貫くワケ

公開日: 更新日:

「ここまでナンバーワンで居続けるために努力をしてきたけど、ポイントを追い求めるのはやめにした」

 日本時間11日、テニスのウィンブルドンを4連覇したジョコビッチ(35=セルビア)がこう言った。

 今大会はロシア選手排除問題で、ポイントが加算されないため、前回優勝のジョコは2000ポイントを失い、世界ランクはそれまでの3位から7位に。しかし、世界ランクに直結するポイントはもう追わないと言うのだ。

 ワクチン未接種のため1月の全豪は欠場を余儀なくされ、8月の全米にしても現時点ではワクチンを打たない限り入国が難しい。全米がムリならば、来年1月の全豪出場も厳しくなる可能性がある。トッププレーヤーといえども、出場機会が減って露出が少なくなるようならスポンサーも離れていく。

 実際、世界的企業のスポンサーが撤退するとのウワサもある。ワクチンを打てば済む話なのに、ジョコはかたくなに接種を拒み続けている。

「人間の体に対して強制しちゃいけない」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝