太刀川正樹
著者のコラム一覧
太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【hard feelings】移籍問題で記者が言及した大谷の「こだわり」とは

公開日: 更新日:

 ニューヨーク・ポスト紙でMLB担当のジョン・ヘイマン記者が、「大谷はメッツ(への移籍)が有力」と書いている。その中に、気になるフレーズがあった。

「hard feelings」

 これは、「悪感情」や「こだわり」「心にひっかかるもの」などを意味し、「no hard feeling?」といえば「悪く思わないでくれよ?」となるが、ここでは「こだわり」と読む。今季中にFA権を取得する移籍問題に関し、「大谷のこだわり」に言及している。

 メッツへの移籍を有力とする同記者は、「問題は大谷がニューヨークに行く気持ちがあるかどうかだ。5年前、(ニューヨークの)ある球団幹部が大谷に来る意思を聞くと、はっきりと(flat out)、ニューヨークには行きたくない(ohtani didn't want to come here)と即座に断った。好意的な申し入れをすげなく断った(rebuffing)理由には大谷自身のhard feelingsがあった。大谷はニューヨークは野球だけでなく、あらゆる分野で世界の中心だと聞かされた」と指摘する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    春闘「下請け泣かせ42社リスト」大企業の賃上げは中小企業の犠牲で成り立つ

    春闘「下請け泣かせ42社リスト」大企業の賃上げは中小企業の犠牲で成り立つ

  2. 2
    2006年東大阪集団リンチ殺人事件 小林竜司死刑囚は「面会室ではにこやかで、話し方も丁寧だった」

    2006年東大阪集団リンチ殺人事件 小林竜司死刑囚は「面会室ではにこやかで、話し方も丁寧だった」

  3. 3
    犬かコヨーテか? テキサス州で保護された動物 DNA検査の結果で分かった正体

    犬かコヨーテか? テキサス州で保護された動物 DNA検査の結果で分かった正体

  4. 4
    米国で最も人気のある犬 31年首位「ラブラドルレトリバー」2位転落、王座を奪ったのは

    米国で最も人気のある犬 31年首位「ラブラドルレトリバー」2位転落、王座を奪ったのは

  5. 5
    大谷翔平WBCで旋風も品行方正すぎて惹かれない?清原和博のような“やんちゃ”は時代錯誤か

    大谷翔平WBCで旋風も品行方正すぎて惹かれない?清原和博のような“やんちゃ”は時代錯誤か

  1. 6
    日テレ「さんま御殿」NHKアナ大量出演は“青田買い”か? 夢の競演に隠された別の思惑

    日テレ「さんま御殿」NHKアナ大量出演は“青田買い”か? 夢の競演に隠された別の思惑

  2. 7
    三浦瑠麗氏の“セレブアピール”なぜ嫌われた? 夫逮捕でもオシャレに決める強心臓

    三浦瑠麗氏の“セレブアピール”なぜ嫌われた? 夫逮捕でもオシャレに決める強心臓

  3. 8
    ドルガバを着て顔に野心が透ける三浦瑠麗さんのこと、あたし好きだったんだな

    ドルガバを着て顔に野心が透ける三浦瑠麗さんのこと、あたし好きだったんだな

  4. 9
    株価大幅下落の今がチャンス!家計を助ける3月確定株主優待「食品・外食」など33銘柄

    株価大幅下落の今がチャンス!家計を助ける3月確定株主優待「食品・外食」など33銘柄

  5. 10
    「なにわ男子」主演映画の動員数で高橋恭平が道枝駿佑を逆転か メンバーの切磋琢磨で生じる懸念

    「なにわ男子」主演映画の動員数で高橋恭平が道枝駿佑を逆転か メンバーの切磋琢磨で生じる懸念