著者のコラム一覧
太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【hard feelings】移籍問題で記者が言及した大谷の「こだわり」とは

公開日: 更新日:

 大谷は自分が目指す二刀流を実現するには、世界一厳しいメディアが生息するニューヨークではなく、地方都市で自由にプレーしたいという「こだわり」があったと分析している。

 スタンディングオベーション(standing ovation)とブーイング(booing)が混在するのが球場(ball park)だ。2009年、ワールドシリーズMVPを受賞した松井秀喜を、ヤンキースはその年のオフにFAで放出した。最大の功労者を放り出すという冷徹なタフネスさを目撃した(当時の)大谷がニューヨーク行きをためらったのか。ニューヨークでは自分が目指す二刀流はできないと考えたのか。

 それでも、「歴史的な交渉にコーエン・オーナーとメッツが傍観するはずがない。彼の話に耳を傾けたら、大谷がこのクレージーといえる高額のオファーに対して、ノーと答えるのは難しい」とヘイマン記者は予測している。

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