侍ジャパンとWBC準々決勝で対戦 メジャー選手ズラリ“口ひげ軍団”イタリアの不気味な実力

公開日: 更新日:

 主役はやはりこの人だった。

 12日、侍ジャパンがオーストラリアに勝って、WBC1次ラウンドB組を4戦全勝で突破、16日の準々決勝に駒を進めた。

【写真】この記事の関連写真を見る(14枚)

■大谷の特大1号

 立役者は大谷翔平(28=エンゼルス)だ。初回無死一、二塁の1打席目、左腕シェリフのカーブを右中間スタンドのはるか上、自身の看板広告にブチ当てる先制3ランを放った。飛距離140メートル。自身1号となる特大の一発で試合の流れを引き寄せると、四回の3打席目は押し出し四球。この日は2打数1安打、1本塁打、4打点だった。

 試合後、お立ち台に立った大谷はこう言った。

「早く1本打ちたいと思っていたけど、いいホームランでした。いきなりチャンスで回ってきて、いい角度で打球が上がってくれた。引っ張った打球はあまり上がってなかったんで、久々に上がった打球を見て、いい景色だなあと。WBCでの1本? 子供の頃からの夢だったので、早く打ちたいと思っていた。次の試合も1本打てるよう頑張りたいです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  3. 3

    「おむすび」は朝ドラ歴代ワースト視聴率濃厚…NHKは橋本環奈で何を見誤ったのか?

  4. 4

    “レジェンドアナ”近藤サトが明かしたフジテレビアナウンス室の実態

  5. 5

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  1. 6

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  2. 7

    テレ朝の名物社員「ナスD」パワハラ&経費不適切使用→懲戒処分が示したテレビのヤバイ昭和体質

  3. 8

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 9

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  5. 10

    兵庫県パワハラ知事は第三者委の「違法」指摘にも居直り反省ゼロ…維新・吉村代表に問われる「製造責任」