球児の“ペッパーミル”に審判ダメ出し 高野連の頭の中はいまだに「青春スポ根ドラマ」幻想

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 高校球児たちに鼻で笑われる。

 WBC日本代表の選手たちが行っているペッパーミルのパフォーマンス。18日のセンバツでも東北(宮城)の選手が一塁上でこれを行ったところ、審判から注意を受けたのだ。試合後、佐藤監督は「子供たちが自由に野球を楽しむ方向を考えてほしい。ダメな理由を聞きたい」と疑問を呈した。

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 パフォーマンスへのダメ出しにはネットをはじめ、各界から非難ごうごう。青学大陸上部の原晋監督がツイッターで「いまだにこんな管理者(審判)いるんだ!?」と言えば、国民民主党の玉木雄一郎代表も同様に「ええやん、別に。楽しくやればいいよ。やっとコロナから解放されたんだし」とつぶやいた。

 高野連はこうした批判を受けてか、「理解はできるが、プレーで楽しんでほしい」と見解を発表したものの、お花畑もいいところだ。

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