侍J“メンタル安定剤”のダルビッシュ 3試合5失点だからこそ自己最多超えの「20勝」まであるぞ

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「(チーム全体で)楽しみながら野球も日常生活もできた」──。

 侍ジャパン最年長のパドレス・ダルビッシュ有(36)が、こう振り返った。

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 今大会は3試合(先発1試合)で1勝0敗、防御率6.00。計6イニングを投げて3本塁打を含む7安打5失点と、ベテラン右腕にしては物足りなさが残る内容だった。

 確かに、昨年のレギュラーシーズンと比べると、パフォーマンスはイマイチだった。昨季、直球の最速は158キロをマークしたが、今大会は150キロ台前半にとどまった。

 ダルは2月上旬に悲壮な覚悟を見せる侍ジャパンのメンバーに対し「気負い過ぎというか、戦争に行くわけではない。自分たちは好きな野球をやってきた。米国に負けたとしても、日本に帰れないというマインドで行ってほしくない」と話した。

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