大谷翔平の新魔球「スイーパー」全米騒然も“依存”リスクに専門家が警鐘

公開日: 更新日:

“マメ癖”の大谷には諸刃の剣

 元ドジャースのアシスタントトレーナーで現在は東京・港区でマッサージやトレーニング指導などを行う「ルートヴィガー」の深沢英之代表がこう言う。

「オープン戦やWBC、開幕戦での登板を見る限り、オフのトレーニングの成果がうかがえ、投球フォームのメカニックにも問題はありません。TJ手術から復帰した当初と比べても、体の軸が安定し、股関節の動きもスムーズで、投球の際にかかる負荷を極力、軽減しようとする意識や姿勢もうかがえます。現時点では故障の不安は感じられませんが、米国は球場の気象条件などによって変化球の精度が増すケースもある。打ち取るのに有効なため、スイーパーを多投しすぎれば当然、肘への負担は増えるだけに、試合後の入念なケアなど、早めの対処が必要になります」

 スイーパーは特に人さし指と中指に力を入れるだけに、幼少期からマメができやすい大谷はより注意が必要になる。メジャー移籍後も、マメができて途中降板を余儀なくされるケースがあった。

「本人は指の皮をケアするなど、日頃からマメ防止には気を配っているはずですが、体質は簡単に変えられません。指に違和感がある時はマメがつぶれる前に降板するなど、重症化を防ぐしかないでしょう」(前出の深沢氏)

 スイーパーは絶大な効果を発揮する分、リスクも大きいということだ。 

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈48〉73歳で駒沢大学に入学、就活に悩む同級生にした「木彫り名人」の話

  2. 2

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  3. 3

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  4. 4

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  5. 5

    やっぱりか? 自民・村井国対委員長が高市首相「国会逃避作戦」画策…予算委出席「原則不要」案をリポスト

  1. 6

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 7

    郊外に住むという選択肢 「都心から1時間」の狙い目エリア

  3. 8

    植田日銀シルバーウイーク前の「円高誘導」は大失敗…もはや為替介入はできない

  4. 9

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  5. 10

    高市首相の日米首脳会談「蜜月アピール」は突っ込みどころ満載…トランプ大統領は「心ここにあらず」