なでしこデンマークに無得点負け…決定力不足解消の“切り札”はMF遠藤純 初代専任監督が指名

公開日: 更新日:

 なでしこジャパン(世界ランク11位)は日本時間12日、欧州遠征先でデンマーク代表(同15位)と対戦して0-1で敗れた。

 序盤からデンマークにペースを握られ、後半に入るとシュートチャンスの回数も増えたが、同33分にロングボールを放り込まれ、DF南萌華がヘディングでクリアしようとしたボールが痛恨のオウンゴール。これが決勝点となり、なでしこは今夏の女子W杯(オーストラリア・ニュージーランド共催)前の最後のテストマッチを無得点負けで終えることになった。

 試合後、背番号10のMF岩渕真奈が「やはり得点しないと勝てない。まだまだ自分たちの力が足りないと感じた」と険しい表情でコメントした。

 なでしこは昨年11月のイングランド戦からスペイン、ブラジル、米国を相手に4戦連続無得点負け。2月のカナダ戦を3-0でモノにし、8日のポルトガル戦は2-1の逆転勝ち。しかし、この日のデンマーク戦で<いつもの点の取れないなでしこジャパン>に戻ってしまった。女子日本代表初代専任監督を務めた鈴木良平氏がこう言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?