著者のコラム一覧
鈴村裕輔野球文化学会会長・名城大教授

1976年、東京都出身。法政大学博士(学術)。名城大学外国学部教授。主な専門は政治史、比較思想。野球史研究家として日米の野球の研究にも従事しており、主著に「MLBが付けた日本人選手の値段」(講談社)がある。スポーツを取り巻く様々な出来事を社会、文化、政治などの多角的な視点から分析している。アメリカ野球学会会員。

大リーグ機構の国際戦略“本当の思惑”…4年ぶり「ロンドン・シリーズ」2試合11万人と活況

公開日: 更新日:

 コロナ禍による中断を経て、大リーグの「ロンドン・シリーズ」が4年ぶりに開催された。

 カージナルスとカブスが対戦した今回は、6月24日の第1戦に5万4662人、25日の第2戦に5万5565人が来場。2日間で約11万人が観戦し、会場となったロンドン・スタジアムは活況を呈した。

 プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドの本拠地であるロンドン・スタジアムを、18日間にわたって400人の作業員を動員して大リーグ仕様の球場に仕立て上げたことからも、大リーグ機構の「ロンドン・シリーズ」に対する意気込みの高さが分かる。

 2022年の時点で「ロンドン・シリーズ」は25年までの開催が決まっており、それ以降も定期開催となる可能性が高まっている。いずれ、大リーグにとって国外での公式戦が特別な出来事ではなくなる日が来るかもしれない。

 実際、コミッショナーのロブ・マンフレッドに至っては「現行の162試合制を154試合制に戻せば日程に余裕が生まれ、国外での公式戦の開催がより容易になる」と、公式戦の試合数の変更にまで言及しているのである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱照ノ富士が“弟子暴行”で角界に大激震! 転籍組との微妙な関係、燻っていた「無理やり改名」の火種

  2. 2

    競泳アイドル池江璃花子の初ロマンスに見えてくる「2つの夢」…りくりゅうに続くメダルともうひとつ

  3. 3

    侍Jで待遇格差が浮き彫りに…大谷翔平はもちろん「メジャー組」と「国内組」で大きな隔たり

  4. 4

    弟子を殴った元横綱照ノ富士 どれだけ潔くても厳罰必至か…「酒瓶で…」「女性を庇った」飛び交う情報

  5. 5

    Adoの初“顔出し”が話題 ミステリアス歌手の限界と20年非公表の「GRe4N BOYZ」との違い

  1. 6

    Snow Man宮舘涼太の交際発覚にファンが怒るワケ 「よりによって相手は女子アナ…」

  2. 7

    元横綱・照ノ富士の暴力事件で伊勢ケ浜部屋は評判ガタ落ち…絶頂期が一転「指導者も親も嫌がる」

  3. 8

    イラン攻撃に沈黙する高市外交の“二枚舌” 米国とイスラエルの暴挙に「法的評価は控える」の笑止

  4. 9

    イラン攻撃が招く原油爆騰インフレの恐怖「サナエノミクス」で庶民への打撃拡大…それでも「利上げ」に反対なのか

  5. 10

    熱意と覚悟が欠如…国内男子ツアーの衰退を加速させる日本ゴルフツアー機構の“残念さ”