日大の“ジャンヌ・ダルク”林真理子理事長…アメフト部薬物汚染でのビミョーな立ち位置

公開日: 更新日:

 違法薬物を見つけたまま放置。連盟からの指示にも実質ゼロ回答とは、教育機関の組織が聞いて呆れる。ワンマン理事長をすげ替えても隠蔽体質、デタラメぶりは何も変わっていなかったということだ。

■8日にようやく会見

 薬物問題が表沙汰になった2日、林理事長は報道陣にこう話していた。

「大学が寮から大麻を押収? それはないんですよ。それはあり得ません。違法な薬物が寮にあったというのは、まだ確認されていません。大麻以外の薬物も含めてない? はい。今、調査中なので言えませんが、そこに違法な薬物は確認されていないと、私は聞いております」

 後でバレるウソをつくとは思えない。事の重大性を理解していなかったのか。まさか情報を把握していなかったのか。

「ジャンヌ・ダルクにでもなったつもりで乗り込んできて、浮世離れしているというか、唯我独尊というか。学校経営の経験もノウハウもない素人が、10万人を超える組織をまとめるのはムリな話です。理事長就任はあくまでイメージを回復するため。現場は何も期待していない。今回の一件が、それを物語っている」(日大関係者)

 林理事長は8日に会見予定。どんな釈明をするつもりか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状