岡田阪神18年ぶり「アレ」の経済効果はWBC侍J超え! 第一人者がはじき出した驚きの試算

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「日本一ならあと50億円程度は上積みがあるかもしれません」

 こう言うのは、経済効果試算の第一人者、関大の宮本勝浩名誉教授。優勝マジックを15とするひいき球団の18年ぶりのセ・リーグ制覇が近づく中、4日に「阪神タイガース2023年『アレ』の経済効果」を発表した。

 はじき出された額は、関西地域だけで約872億2114万円。「プロ野球の球団が優勝した時の経済効果としては非常に大きい金額である」とした宮本名誉教授はその理由として、

(1)阪神ファンが待ちに待った18年ぶりの「アレ」で、阪神ファンの間で大いに盛り上がったこと。一般的には、2、3年おきに優勝していると優勝慣れをして盛り上がりが少なくなる

(2)新監督になり、また新しい若手選手が活躍して新鮮味が増したことで、昨年より観客数が約2割増加したこと

(3)諸物価の上昇が影響したこと

(4)新型コロナでスポーツやイベントに行けなかった人たちが、行動制限が撤廃されて大勢の観客が球場に詰めかけられるようになったこと

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