白熱する賞金女王争い! ボートレース女子トップレーサーは多士済々

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 女子レーサーが頂点をめざす多摩川プレミアムGⅠ「第12回クイーンズクライマックス」の出場権をかけた賞金争いも残り2カ月半。今回は賞金ランク4位の高田ひかる、8位の倉持莉々、11位の寺田千恵、12位の田口節子に注目した。

  ◇  ◇  ◇

 近況大躍進を見せるのが「まくり姫」の愛称で人気沸騰の高田ひかる(113期・29歳・三重)だ。

 蒲郡GⅡレディースオールスター(2月)優出4着と好走。男子の強豪がそろったGⅠ津71周年(4月)では予選5戦4勝の大暴れ。準優も1着で勝ち上がり、優勝戦は2着と大健闘。これに気を良くし、直後の鳴門で今年初優勝を飾った。

 コースに合わせてチルトを自在に操り、攻撃力は女子ナンバーワンの「ツヨカワ」レーサーだ。

 現在、三国70周年に出走中で、この後は下関第10回ヤングダービー、びわこ71周年とGⅠが続く。三国周年で今期2本目のFを切ったため、その後は3カ月間のF休みが待っているが、すでに賞金はボーダーラインの3000万円を超えたので、昨年に続き2度目のクイーンズクライマックス出場は間違いない。

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