陸上女子ユニホームはなぜ露出が多い? 陸連、研究者、メーカーに聞いてみた

公開日: 更新日:

 陸上女子のユニホームの露出の多さが話題になっている。

 特に短距離選手の場合、男子とは違いビキニのような恰好なだけに、以前から盗撮などが問題になっていたが、フォロワー200万人超の情報発信系インフルエンサーの滝沢ガレソ氏がこの話題を取り上げたことで、再び注目が集まっている。

 いったいなぜ女子アスリートだけ、露出の多いユニホームを着ているのか。以前、日刊ゲンダイが陸連の風間明専務理事(当時・事務局長)に尋ねると、こう言っていた。

「(女子選手のユニホームの露出は)ファッション性も多少あるのですが、基本的に陸上競技に適した形のため、あのようになっています。機能性を目指しているので、それ(露出)が目的ではありませんよ。男子も1回だけセパレートのものを見たことがあります。(定着しなかったのは)体の構造の違いじゃないでしょうか」

■空気抵抗を減らすため、とのことだが…

 機能性という言葉が飛び出したため、流体工学に詳しい東京理科大学工学部の山本誠教授に尋ねると、「女子はあの形がベストです」と、こう言っていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?