陸上女子ユニホームはなぜ露出が多い? 陸連、研究者、メーカーに聞いてみた

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 陸上女子のユニホームの露出の多さが話題になっている。

 特に短距離選手の場合、男子とは違いビキニのような恰好なだけに、以前から盗撮などが問題になっていたが、フォロワー200万人超の情報発信系インフルエンサーの滝沢ガレソ氏がこの話題を取り上げたことで、再び注目が集まっている。

 いったいなぜ女子アスリートだけ、露出の多いユニホームを着ているのか。以前、日刊ゲンダイが陸連の風間明専務理事(当時・事務局長)に尋ねると、こう言っていた。

「(女子選手のユニホームの露出は)ファッション性も多少あるのですが、基本的に陸上競技に適した形のため、あのようになっています。機能性を目指しているので、それ(露出)が目的ではありませんよ。男子も1回だけセパレートのものを見たことがあります。(定着しなかったのは)体の構造の違いじゃないでしょうか」

■空気抵抗を減らすため、とのことだが…

 機能性という言葉が飛び出したため、流体工学に詳しい東京理科大学工学部の山本誠教授に尋ねると、「女子はあの形がベストです」と、こう言っていた。

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