藤浪晋太郎が「ジャーニーマン」と呼ばれる日…メジャー3球団目メッツと単年5億円で合意

公開日: 更新日:

「スターンズ編成本部長は、GMとしてブルワーズを強豪球団にした実績がある。マイナー組織から立て直したように、もともと生え抜きを育てながらチームを強化していくタイプです。ところがメジャーでも指折りの富豪であるコーエン・オーナーはカネもクチも出す人。昨年は山ほどカネを使いながら、結果が出ないとチームを解体、監督と編成責任者も代えた。勝つまで5年も6年も待ってくれません。そこでスターンズは再建に舵を切りつつ、2、3年後に照準を合わせて間に合わせの補強でしのぐことに。藤浪を筆頭にセベリーノ(29)、オッタビーノ(38)、ハウザー(31)、ベイダー(29)と動かしやすい1年契約の選手が多いのはそのためです。選手自身、あるいはチームの成績次第でシーズン終了を待たずにトレード、移籍先でのさらなるトレードも十分にあり得ます」

 メジャーではいくつものチームを渡り歩く選手のことを「ジャーニーマン」という。昨年メジャーデビューした藤浪は、アスレチックスを振り出しに今回が早くも3球団目。今季中に4、5球団目のユニホームを着る可能性のある藤浪がそう呼ばれる日も遠くなさそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束