臼井麗香プロ7年目で悲願の初V 背後に女王・山下美夢有も最終日中止で“逃げ切り勝ち”

公開日: 更新日:

【アクサレディス】宮崎・UMKCC=6545ヤード・パー72(最終日)

  ◇  ◇  ◇

 こんな優勝もある。

 降雨によるコースコンディション不良のため最終ラウンドは中止。前日までの36ホール競技となり、通算13アンダーで首位に立っていた臼井麗香(25)のツアー初優勝が決まった。

 初日は首位の小林夢果(20)に1打差7アンダーの2位と好発進。2日目もボギーフリーの6バーディーで通算13アンダーの単独首位に立ち、“逃げ切り勝ち”となった。

 それにしても「最終日の中止は幸運ですよ」と、あるツアー関係者が言う。

「臼井は前日まで隙のないゴルフをしていましたが、この日は同じ最終組に1打差の山下(美夢有=22)がいましたからね。2年連続年間女王は先週からショットの精度が戻り、今大会も2日目までフェアウエーを外したのは28ホール中3ホールだけ。パーオンを逃したのは8ホールでパットも絶好調。一方の臼井は昨季、14試合に出場し予選通過は2試合。プロ7年目で未勝利の上、今大会は主催者推薦で今季初戦。最終日はガチガチに緊張するのはわかっていましたから」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ブラタモリ」抜擢の桑子真帆アナ “金髪チャラ系”の大学時代

  2. 2

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  3. 3

    大の里、豊昇龍の両横綱も戦々恐々…「新怪物」加入で躍進止まらぬ伊勢ケ浜部屋の巨大戦力

  4. 4

    82歳で死去の橋幸夫さんが日刊ゲンダイに語っていた「佐川急便事件」と「統一教会」のバッシング報道

  5. 5

    星野監督は中村武志さんを張り倒した直後、3ランを打った隣の俺にも鉄拳制裁…メチャクチャ痛かった

  1. 6

    御三家の生き残り舟木一夫の“傷だらけの人生”と、兄貴分だった故・橋幸夫さんも太鼓判のサバイバル術

  2. 7

    小祝さくらは「加齢の影響」漏らしていた…ツアー6週連続欠場の深刻度

  3. 8

    (1)身内すらも“監視し欺く”情報統制…機密流出犯には厳罰、まるで落合博満監督のよう

  4. 9

    元幕内照強の“しょっぱい犯罪”に角界も呆れた…トラブル多数現役時代の「ヤンチャ」な素顔

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋