阪神・才木浩人の運命を狂わせたプロ2年目の壮絶酷使 古傷抱える右肘に迫る“2度目の寿命”

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 才木の入団時、担当スカウトは「藤浪晋太郎以上になる」と話していた。その見立ては正しかったわけだが、1年目から大事に育てていればそれこそバリバリのエースとして活躍していたかもしれない。

「トミー・ジョン手術で再建した靱帯の寿命は投手によって長短はありますが、だいたい5年程度といわれています。あの大谷翔平も18年に1度目の出術をした5年後の23年に、右肘にメスを入れています」(前出の記者)

 才木は20年の手術から3年半が経過した。コンディションにはくれぐれも気をつけてもらいたいものだ。

  ◇  ◇  ◇

 小学時代の才木は捕手に専念していた。「10円ハゲをいくつもつくることもありました。キャッチャーとして投手を引き立て、勝つことを目指す中でいろいろと大変なこともあったようで…」とは167センチと恵まれた体を持つ母・久子さん。久子さんやかつての指導者らが語る村上の「意外過ぎる姿」とはーー。

●関連記事【才木を知る…】では、それらについて詳しく報じている。

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