カブス今永昇太が39日ぶり6勝目「制球良く投げられた」
ルーキー左腕に復調気配である。
カブス・今永昇太(30)が日本時間10日、敵地シンシナティでのレッズ戦に登板し、6回3分の2を5安打2失点、7奪三振。5月2日のメッツ戦以来39日ぶりの6勝目(1敗)をマークした。これで規定投球回に達し、防御率1.96でリーグ3位に名を連ねた。鈴木誠也(29)は「2番・DH」で2試合ぶりに出場し、5打数3安打1得点で、今季3度目の猛打賞。
今永が同地区のライバル球団に立ちはだかった。初回は2三振を奪うなど、わずか8球で相手打線を封じる上々の立ち上がり。4点リードの三回、先頭メイリーに高めの直球を捉えられソロ本塁打を浴びたが、その後は持ち直した。六回まで1四球のみで付け入る隙を与えなかった。
七回、3連打で1点を追加されたところで降板したものの、今永の好投もあって連敗は3でストップした。
1カ月以上、白星から遠ざかっていた今永は「自分の長所を生かすため、高めの真っすぐと低めのチェンジアップに立ち返った。制球良く投げられたのが良かった」と満足そうに振り返った。