“貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも
肩の腱板損傷や断裂という大ケガを誘発
「インピンジメント症候群はどの投手にも起こりうる。原因がハッキリしている場合は治りますが、佐々木の場合は原因が不明なうえ、肉体的にもまだまだひ弱。強化も含めたカラダづくりから見直す必要があるかもしれない。中途半端な形で復帰すれば、再発はもちろん、肩をかばって投げることで、肩の腱板損傷や断裂という大ケガにつながりかねない。フォームのバランスが崩れることで、下半身や腰、脇腹など、他の箇所に致命的なダメージを受け、引退に追い込まれるケースもある。カラダやフォームをつくり直すとなれば、1カ月やそこらでできるものではない。リハビリの過程で再び右肩に違和感や痛みが出るようなら、後退することも必要になる。場合によっては、相当な時間を要する可能性はある」
そもそも佐々木は、開幕ローテ入りしたとはいえ、「25歳ルール」によってマイナー契約でドジャースに入団した。FAになるまで最低でも6年を要するだけに、投手生命に影響を及ぼすような大ケガだけは絶対に避けたい。
右肩異変の“袋小路”から抜け出すためにも、今年中のメジャー復帰がかなわない可能性もありそうだ。