“貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

公開日: 更新日:

肩の腱板損傷や断裂という大ケガを誘発

「インピンジメント症候群はどの投手にも起こりうる。原因がハッキリしている場合は治りますが、佐々木の場合は原因が不明なうえ、肉体的にもまだまだひ弱。強化も含めたカラダづくりから見直す必要があるかもしれない。中途半端な形で復帰すれば、再発はもちろん、肩をかばって投げることで、肩の腱板損傷や断裂という大ケガにつながりかねない。フォームのバランスが崩れることで、下半身や腰、脇腹など、他の箇所に致命的なダメージを受け、引退に追い込まれるケースもある。カラダやフォームをつくり直すとなれば、1カ月やそこらでできるものではない。リハビリの過程で再び右肩に違和感や痛みが出るようなら、後退することも必要になる。場合によっては、相当な時間を要する可能性はある」

 そもそも佐々木は、開幕ローテ入りしたとはいえ、「25歳ルール」によってマイナー契約でドジャースに入団した。FAになるまで最低でも6年を要するだけに、投手生命に影響を及ぼすような大ケガだけは絶対に避けたい。

 右肩異変の“袋小路”から抜け出すためにも、今年中のメジャー復帰がかなわない可能性もありそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    風間俊介がジャニーズJr.のセンターの座を捨てて都立高校受験に専念した意外な理由

  3. 3

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  4. 4

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  5. 5

    侍J井端監督に大ピンチ!ヤクルト村上、阪神才木ら米挑戦組「WBC全員辞退」の可能性

  1. 6

    松重豊は福岡の人気私立「西南学院」から明大文学部に 学費の問題で日大芸術学部は断念

  2. 7

    そうだ、風邪をひけばいいんだ!減量に行き詰まった末、裸同然で極寒の庭へ飛び出した

  3. 8

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…

  4. 9

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  5. 10

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校