問題理事は軽い処分、小林浩美会長は無傷のバカらしさ…露呈した女子プロ協会の“身内びいき”と責任放棄

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「協会が世間の感覚とズレているのは今に始まった話ではありません。文春報道で騒がれて何も対応しないのはさすがに都合が悪い。一通り調べ、時間はかかったけれど、該当選手の処分を発表したという形が欲しかっただけではないか。これで一件落着、早く終わりにしたいという思惑がミエミエです」(協会関係者)

 組織の秩序を維持するために職務違反に対するペナルティーには、重いものから懲戒解雇、諭旨解雇、降格、出勤停止、減給、けん責、戒告があり、福本理事への処分は、「官吏に対する一番軽い懲戒処分」(広辞苑)だ。

 本当にそれでいいのか、という声はすでに上がっている。

「文春報道からすでに2か月以上もたっているのに、この程度の甘い処分を発表するのなら対応が遅すぎる。身内に甘く事実関係を精査したのかも疑わしい。川崎春花は先月のバンテリンレディスで報道陣の囲み取材を受けて反省を語り、一からの出直しを決意したのに、問題を蒸し返され二重のダメージを受ける格好です。選手個人のプライベートには関わらないと言い続けながら、選手を守らない協会の姿勢がハッキリした」(ツアー関係者)

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