今回の全米女子プロは“日本人旋風”が吹き荒れる予感…史上最多15人出場、ツアー関係者の注目株は?
今季の米女子ツアーは13人の日本勢が参戦しているが、開幕から15試合連続でトップ10入りを継続中。「国内組」も含めて、今大会も「優勝」の二文字しか頭にないだろう。
あるツアー関係者は「ルーキーの山下とメジャーを勝った西郷に注目している」と、こう語る。「2年前にできた新設コースなので、ほとんどの選手は練習ラウンドで初めて回った。笹生は自宅が近く、何度かプレーしているそうですが、ティーショットが不安定で強風が吹けば苦戦しそう。ここは第1打をバミューダ芝の深いラフに入れないことがとにかく重要になる。飛距離はともかく、ティーショットが安定している山下と、どんな状況でもメンタルの浮き沈みが少ない西郷が見せ場をつくるのではないか。なぜかメジャーに強い渋野は今大会も読めない(笑)。器用でショットのバリエーションが豊富な岩井姉妹と硬いグリーンでもボールを止められる竹田も上位を狙える力はあります」
初日、日本勢トップは、2アンダー3位タイの竹田。西郷と山下は1オーバー27位タイ、渋野3オーバー59位タイ、岩井千怜1アンダー6位タイ、明愛3オーバー59位タイ。首位は4アンダーのJ・ティティクル(日本時間午前10時時点)。