ドジャース大谷翔平を支える驚異の「しぶとさ」…投げて、打って、“イッペイ事件”でも発揮

公開日: 更新日:

 投打ともガクンといきそうなタイミングで持ち直すのだ。

 ここまで2試合連続無安打が6回。3試合以上、無安打が続いたのは一度もない。そもそも大谷にはスランプというほどのスランプがない。結果が出なくても、すぐに自力で修正してしまうのは日本ハム時代からの特徴でもある。

「特に打撃に関しては試合中のベンチでもベンチ裏でも、タブレットで相手投手や自分の打撃フォームの映像を繰り返し見ています。そうやって得た情報や、気付いたことを体現する能力に長けているのでしょう。だから悪い状態が長く続かないのですよ」とは現地特派員。

 大谷の修正能力が優れているのはもちろん、ガクンといきそうでいかない。花巻東(岩手)からプロ入りしたときも、日本ハムからメジャーに移籍したときも、最初は壁にブチ当たった。投手としてはメジャーに来てから2度も、右肘靱帯の修復手術を受けた。

 昨年は全幅の信頼を寄せていた通訳のスポーツ賭博が露呈。大谷の銀行口座から24億円超を盗んでいたことも発覚、精神面で大きなダメージを受けた。ズルズルといっても不思議ではないくらいの大事件だったが、持ち直せるのはしぶとさ、粘り強さがあればこそだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    風間俊介がジャニーズJr.のセンターの座を捨てて都立高校受験に専念した意外な理由

  3. 3

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  4. 4

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  5. 5

    侍J井端監督に大ピンチ!ヤクルト村上、阪神才木ら米挑戦組「WBC全員辞退」の可能性

  1. 6

    松重豊は福岡の人気私立「西南学院」から明大文学部に 学費の問題で日大芸術学部は断念

  2. 7

    そうだ、風邪をひけばいいんだ!減量に行き詰まった末、裸同然で極寒の庭へ飛び出した

  3. 8

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…

  4. 9

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  5. 10

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校