ドジャース大谷翔平を支える驚異の「しぶとさ」…投げて、打って、“イッペイ事件”でも発揮
日本時間8日現在、リーグトップに1本差の39本塁打、メジャーダントツの106得点でチームをけん引する大谷翔平(31=ドジャース)。
彼を支えるのは「しぶとさだ」という指摘がある。これはヤバいんじゃないか、ボチボチ潰れちゃうんじゃないか……そんな危機で必ずといっていいくらい盛り返しているからだ。
7月の月間打率は.204。6月に復帰した投手としての調整が本格化し、体にかかる負担が増えた。さすがに疲労困憊で休養が必要ではないかと米メディアが報じたと思ったら、8月に入ってからの6試合は22打数9安打の打率.409。日本時間7日のカージナルス戦では10試合ぶりの本塁打も放った。
投げても然り。7月30日のレッズ戦に中8日で先発するも、3回と3分の0を5安打2失点。臀部のけいれんを発症し、予定されていた4イニングを投げ切れずに緊急降板した。体調不良と脱水が原因といわれ、大きな故障につながる前に休ませるべきというメディアの指摘をよそに、中6日で先発した7日のカージナルス戦は今季最長の4回を2安打1失点。100マイル(約161キロ)超えが6球あった。