横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」
「横浜高校は(松坂大輔擁する1998年の)44連勝というありえない記録を持っている。そこを目指すことは難しいですし、何より甲子園の舞台に立つことが最重要。こだわりはなかったです」
──22年5月には週刊誌で部員へのパワハラ騒動が報じられた。
「事実と事実じゃないことが報じられまして……。選手から『監督、気にしないで行きましょう。僕たちが助けますから』という感じで言ってくれました。ゴタゴタしていたら、その年の夏に甲子園には行けてないと思いますし、僕も多分、ここで監督をやってない状況になっている。本当に選手たちに恵まれ、就任から5年間、横浜高校をつくってきてくれた子たちには感謝しかありません」
──夏の甲子園は3年ぶり。過去2年、慶応、東海大相模に敗れて準優勝だった。伝統校である横浜にはプロ、アマ含めて多くのOBがいます。外野の声や雑音なども耳に入ってきたのでは?
「もちろん、耳にしたり、文字で目にしたこともありました。いろんなことがあったんですけれど、その分、支えてくれる人もたくさんいました。そういう人たちがいるから今の自分があります」