横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

公開日: 更新日:

■不気味な笑顔

 ──敗戦が頭をよぎりませんでしたか?

あの日は、感覚的には映画というか、ボクシングでよくあると思うんですけど……」

 ──ボクシングですか?

「大橋ボクシングジムの大橋秀行会長が横浜高のOBという縁もあって、所属する井上尚弥さんにもお世話になっているんですが、たとえばボクシングでダウンしたとしても、笑っているような光景ってありますよね。殴られても、もっと打ってこいよというような、不気味な感覚です。負けも覚悟しないといけない展開だったんですけど、選手たちも不気味な笑顔というか、最後まで笑っていて。勝ったから良いというわけではないんですけど、僕も試合中にそんな感覚になって全然負ける気がしなかった。本当に不思議というか、高校生って凄いなと。やっぱり、これまでやってきたこと、培ってきたことが出るんだなと。あの試合に勝ったことで準決勝、決勝も劣勢からの逆転につながったと思います」


 ──今年のチームは公式戦で27連勝を記録したが、春の関東大会でストップ。その影響はありませんでしたか?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然