カブス鈴木&Rソックス吉田はトレード要員に…ポストシーズンどれだけ活躍しても“確定”か

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市場価値が高まった鈴木誠也は「売り時」

 ナ・リーグのスカウトがこう言った。

カブスは今オフ、FAになる外野手のタッカー(打率.266、22本塁打、73打点)との再契約を優先する方針です。タッカーは去年(右すね)、今年(右ふくらはぎ)と2年続けて故障に見舞われて平凡な成績に終わったが、昨季まで所属したアストロズでは3年連続30本前後を放ち、23年には打点王を獲得するなど、勝負強い上に、右翼守備にも定評がある。カ軍は今季の活躍で市場価値が高まった鈴木を売り時ととらえており、タッカーと守備位置がかぶることもあって、オフには他球団にトレードを打診するはずです」

 一方の吉田は昨季、外野手失格の烙印を押され、主にDHを務めているが、他の選手との併用でベンチを温める機会が増えた。レ軍は昨季途中、吉田の放出に動いたものの、約27億円の年俸がネックになってまとまらなかった。27年まで総額約54億円の契約を残しており、吉田に代わる強打のDHを獲得するため、今オフは年俸の一部を負担してでも、放出に動くと言われている。

 日本人2人がトレード市場を賑わすかもしれない。

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