カブス鈴木&Rソックス吉田はトレード要員に…ポストシーズンどれだけ活躍しても“確定”か

公開日: 更新日:

 米大リーグのワイルドカードシリーズ(WCS)が各地で行われ、鈴木誠也(31)、今永昇太(32)のカブスはパドレス相手に0-3で敗れ、1勝1敗のタイに。勝負はあす(日本時間3日)の第3戦に持ち越された。

 鈴木は4打数1安打2三振、今永は2番手で登板し、4回を3安打2失点だった。レッドソックス・吉田正尚(32)はヤンキース戦のスタメンを外れた。

 鈴木は第1戦の五回に、レギュラーシーズンからの連続試合本塁打を「5」とする価値ある同点弾。一方の吉田は1点を追う七回1死二、三塁の好機に代打で起用され、中前に逆転の適時打を放った。

 鈴木、吉田とも初めてのポストシーズンで結果を残したが、チーム内での置かれた立場は決して安泰とは言えない。

 まずは鈴木だ。メジャー4年目の今季、151試合に出場し、打率.245、32本塁打、103打点。出場試合、本塁打、打点はいずれもキャリアハイだった。シーズン途中までは打点王争いにも名を連ねるなど、ブッシュ(34本塁打)、アームストロング(31本塁打)の強打者2人とともに打線を牽引した。その一方で、今季当初は右翼の定位置を剥奪されてDHに固定されながら、再び守備に就くなど、起用法が定まらなかった。

 来季終了後、5年契約が満了するため、カブスフロントは今オフ、鈴木のトレードに動くとみられているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし