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吉川英三郎ゴルフライター

1954年10月生まれ。80年に雑誌社からゴルフライターに転身。米ニューヨーク在住時代に男女のメジャー大会を長年取材。元マスターズ公式ライター。

タイガー・ウッズは醜聞まみれでも年収「46億円超」 その“内訳”にファンは納得できるのか?

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飲酒(または薬物)運転、器物損壊および尿検査拒否

 実は、ウッズの収入の約半分は米ツアーの役員報酬なのだ。2024年のPGAツアーの税務申告書によれば、ウッズに支払われた金額は正規報酬が1834万4359ドル。関連報酬が1098万3616ドル。合計2932万7975ドルは、日本円にすれば46億円を超える金額だ。これは、当時のJ・モナハンコミッショナーの報酬(1922万7852ドル・約30億円)以上で、同じプレーヤー理事であるJ・スピースの1586万9687ドル(約25億円)を大きく上回る。

 この金額は一昨年のものだが、その後にウッズはPGAツアーの理事だけでなく、昨年新たに設立されたPGAツアーエンタープライズで改革委員長を務めるなど、さらに報酬は増えているはずだ。となれば、近年のウッズの主要な収入源はPGAからの役員報酬ということになるが、今年3月に4度目の自動車事故を起こし、飲酒(または薬物)運転、器物損壊および尿検査拒否の容疑で逮捕され、その後、釈放されたウッズは自身のX(旧ツイッター)を更新し、活動休止を発表した。「プロゴルファーの前に、ひとりの人間として問題あり」という声も聞こえるメジャー15勝のレジェンドはさて、莫大な報酬を受け取るほど近年のPGAツアーに貢献しているとは思えないのだが。

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