「ポスト松山」筆頭の久常涼は当時の松山英樹に後れを取っているのか…米3年目で見えた現在地
松山の背中を追う久常は遅れを取っているように見えるが、「そんことはありません」と、吉川英三郎氏(ゴルフライター)がこう言う。
「高校3年でプロ入りした久常は、早くから海外に目を向け、DPツアーで優勝し、2年前に目標だったPGAツアーのメンバーになった。1年目からシードを取り、確実に階段を上がっている。3年目の今季は、ファーマーズ・インシュランス・オープンで2位となり、AT&Tぺブルビーチ・プロアマは8位に終わるも優勝争いも経験。出場選手の人数が限られるシグネチャー大会には今季はこれまで全試合に出場。同大会には予選カットのない試合もありますが、今季は前週まで予選落ちが1度だけ。現在のポイントランクは32位で世界ランクも59位。来年のマスターズに自力で出場できる50位以内は時間の問題でしょう。米ツアーでは優勝こそないが、20代選手の成長が著しい中にあって、順調にきています」
吉川氏は続ける。
「今回の会場は直近では、18年のBMW選手権が行なわれたが、ほとんどの選手にとっては初めてのコース。久常はティーショットが曲がらず、ボールコントロールが上手いし、欧州を転戦していたので対応力もある。今大会はラフが深く、8番パー3(245ヤード)や15番パー4(529ヤード)のように距離が長いホールもあって、2日間のアベレージは72.435。メジャーの中でもかなりの難コースです。2日目は難しいインコースからのスタートで苦戦したものの、後半に立て直した。順位を下げましたが、何とか粘ってトップ10には入りたい。その粘りは大きな自信になるし、近いうちの初優勝につながるはずです」
踏ん張れ!


















