球宴を見ていて腹が立った 「祭り」と「遊び」をはき違えるな
にもかかわらず、ここ数年の球宴では、投手はほとんど真っすぐしか投げない。打たせるのが仕事の打撃投手じゃあるまいし、これでは打たれるのは当たり前だ。
あなたは、シーズンでもそんなピッチングをしているんですか?
なんとかの一つ覚えみたいに真っすぐ勝負をして、抑えられると思っているんですか?
そう問いたくなる。29日の第2戦も両軍合わせて36安打、5本塁打の大乱打戦。お祭りとお遊びをはき違えたピッチングを延々と見せられて、ファンをバカにするな! 投手のプライドはどこへ行った! と頭に来てしまった。
横浜で監督を務めていた1999年と2000年にオールスターの全セ監督、コーチをやったことがあるが、当時から華やかなお祭りムードはあったものの、試合が始まればまだまだ真剣味があった。その後、05年に交流戦が導入され、セ・パ対決が“日常”となったことも関係しているのかもしれない。だからといって、勝負は交流戦、オールスターは余興でいいわけがない。
これは、オールスターの権威にも影響する。メジャーのオールスターには重みがある。選出された選手はたとえ試合に出場できなくても、その場にいられることを大きな名誉と受け止める。
私はペナントレースの価値をおとしめ、日本シリーズの権威を傷つけるクライマックスシリーズに反対しているが、こんな試合が続くようなら、オールスターは1試合で十分、という気分になっている。



















