あす22日登板、山本由伸がドジャースから与えていたレジェンド左腕ばりの“エース特権”
ドジャース・山本由伸(28)が日本時間22日、本拠地でのパイレーツ戦に登板する。N・ゴンザレス(打率.310=ナ・リーグ2位)、ロー(27本塁打=同8位)らの強打者が揃うパ軍相手に、メジャー自己最多の13勝目を目指す。
地区優勝、ポストシーズン(PS)進出争いが本格化する終盤戦を前に、山本はエースとしての特権を与えられた。20日まで行われた敵地コロラド州デンバーでのロッキーズ3連戦の同行を免除されたのだ。
ロ軍の本拠地クアーズフィールドは標高約1600メートルに位置する。気圧が低いため、フィジカルへの負担が大きいのだという。開幕からローテを守り通している疲労も考慮され、チームに同行せずに本拠地ロサンゼルスでの調整を許可されたわけだ。
PSに向けての特別扱いは当然
同様のケースは、サイ・ヤング賞3度(2011、13、14年)のレジェンド左腕クレイトン・カーショー(38=昨季限りで引退)が全盛期に認められていた。今回の山本のように、レギュラーシーズン終盤戦は万全の状態で次の登板に臨めるよう、チームからエース特権を与えられてきた。カーショーが09年から5年連続を含む計6度、30試合以上に登板し、3度の最多勝(11、14、17年)など、数々の偉業を達成できたのは、本人の力量はもちろん、球団の配慮もあったからだ。
昨季の山本はワールドシリーズ(WS)第6戦で6回96球を投げた後、中0日で第7戦のマウンドに上がり、2回3分の2を無失点に抑えてWS連覇に導き、シリーズMVPに選出された。球団史上初のWS3連覇を狙うド軍にとって、大舞台に強い山本は欠かせない存在。今後もPSでの登板に向けて特別扱いされるのは当然といえる。
山本はMLB公式サイトが19日に掲載した今季のサイ・ヤング賞予想で4位にランクインした。ブルワーズの剛球右腕ミジオロウスキー(12勝5敗)、フィリーズの左腕サンチェス(16勝)、ブレーブスの変則左腕セール(12勝)らライバルは強力だ。
サイ・ヤング賞はともかく、エース特権を与えられた山本は昨季同様、PSでのパフォーマンスを発揮できるか。


















