動悸は夏の疲れ? 見逃してはいけない「心房細動」の兆候
8月下旬になっても暑い日が続いています。
この時季「最近、動悸がする」「少し歩いただけで息が切れる」「以前より疲れやすくなった」と感じる人がいるかもしれません。
「夏の疲れだろう」「年齢のせいかな」と考えがちですが、「心房細動」という不整脈が隠れている場合があります。心房細動は、年齢とともに増える代表的な不整脈です。心臓には左右の心房と心室、合わせて4つの部屋があります。通常は心房と心室が規則正しく協調して動き、全身に血液を送り出しています。心房細動を発症すると、心房が1分間に300回以上も細かく震え、正常に収縮できなくなります。これにより心室に伝わる電気信号も不規則になり、「脈が不整に(バラバラに)なる」「脈が速くなる」といった状態が起こります。
心房細動の患者は国内で100万人を超えると推定されており、シニア世代にとっては決して人ごとではありません。
心房細動の主な症状は、動悸や息切れ、胸の不快感、疲れやすさなどです。夏バテとも似ていますが、脈が不規則に乱れる状態が続く場合や、症状が繰り返し起こる場合は注意が必要です。


















