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山﨑武司元プロ野球選手

1968年、愛知県出身。86年ドラフト2位で愛工大名電から捕手として中日に入団。外野手に転向し、96年本塁打王(39本)。2003年、オリックスに移籍するも04年に戦力外。05年に新規参入した楽天入団。07年に39歳で本塁打王(43本)と打点王(108打点)。11年オフに戦力外通告を受け、12年に古巣の中日に復帰。13年に現役引退、現在は評論活動などを行う。通算2249試合、1834安打、403本塁打、1205打点、打率.257。

星野監督から6月時点で「来季の現役続行」を確約してもらったが…4カ月後、反故にされることに

公開日: 更新日:

 2011年6月11日の中日戦で右手薬指を剥離骨折してしまった。約1時間半をかけた手術は無事に成功。関節をくっつけるため、チタン製のボルトを入れて患部を固定した。

 少しでも早く治さないといけない。そう思ったのは、1カ月後の7月22日にオールスター(球宴)が控えていたからだ。開催場所は1戦目が古巣のナゴヤドーム(現バンテリンドーム)、3戦目がKスタ(現楽天モバイル最強パーク宮城)。元気な姿を見せたいという思いが強かった。

 球宴出場は6度目だったが、この年は08年以来2度目のファン投票選出(一塁手=選手間投票はDHで1位選出)。震災の年だったこともあり、何が何でも出たかった。手術のとき、先生に「何としても球宴までには治してください」と無理なお願いをしたほどだ。そんなこと言われても先生も困っただろう。でも、それくらい必死だった。

 実はこのリハビリ中だった6月、星野監督に“呼び出し”を受けている。どこだったかは覚えていないが、監督室に呼ばれて入ると、そこには監督だけ。2人きりの空間で、開口一番、こう言われた。

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