(4)痛風対策…適度な運動と組み合わせて内臓脂肪を減らす
夏はビールがおいしい季節だ。同時に、痛風リスクが高まる季節でもある。経験した人にしか分からない激痛を伴う痛風だが、その予防法はある。日立健康管理センタの中川徹医師は「体重を減らすことが、痛風予防への近道です」と強調する。
痛風の原因としてプリン体がよく知られている。だが、食事由来のプリン体は全体の約2割にすぎず、残り約8割は体内の細胞代謝によってつくられる。さらに、肥満ではインスリン抵抗性が高まり、尿酸の排泄が低下しやすくなる。また、飲酒などで増える乳酸も尿酸排泄を妨げる。つまり、太りすぎ(内臓脂肪の蓄積)と飲み過ぎ(アルコール)が痛風の大きな危険因子なのである。
夏はビールを飲む機会が増え、さらに暑さで水分不足になりやすい。脱水になると尿酸値が上昇しやすく、痛風発作が起こりやすい条件がそろい、まさに「夏は痛風の季節」(中川医師)といえる。
ここで効果が期待されるのが、中川医師が考案した成功率70%以上の「はらすま」ダイエットだ。「はらすま」は90日で体重の5%減を目標としている。計算上、体重60キロの人なら2.6キロ減、体重80キロの人なら3.9キロ減が期待できる。


















