(4)クルマ買い替えが重い決断に…乗り換えサイクル長期化、国内産業にも悪影響
自動車(2)
「そろそろ新車にするか」。そんな会話が減っているのかもしれない。
市場調査会社のインテージが毎月60万人超から回答を集める、自動車に関する調査「Car-kit(R)」で、購入年ごとの平均乗り換えサイクルを見ると、新車購入者、中古車購入者ともに、年々長期化している。
2017年時点では、新車購入者の平均乗り換えサイクルは7.1年、中古車購入者は6.2年だった。それが2026年現在は、新車購入者で8.2年、中古車購入者は7.6年と、新車で1.1年、中古車で1.4年のびている。
大きな理由は価格上昇だ。新車も中古車も高くなった。買い替えようと販売店に行っても、以前と同じ感覚では予算が合わない。運転支援機能などが充実したとはいえ、軽自動車でも300万円級、人気のSUVでは400万円、500万円台も珍しくない。だったらいま乗っている車をもう少し乗ろうと考える人が増えるのは当然である。
この傾向は「買い替え理由」にも表れている。5年未満で乗り換える「短期層」と、9年以上乗ってから買い替える「長期層」を比べてみた。

















