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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

連ドラはベテラン、技巧派が噛み合ってこそ 旬の俳優を並べるだけじゃ能がない

公開日: 更新日:

ドキュメンタリーのような味わいに

 キャスティングの妙という意味では夜ドラ「ひらやすみ」にも注目。ポヤンとした岡山天音とふにゃっとした森七菜のあまりにもナチュラルな演技はドキュメンタリーのような味わいがあり、マドンナ的存在の吉岡里帆の余裕がなくいっぱいいっぱいな感じもうまい。劇的なことは起こらない日常を描いたドラマにぴったりのキャストだ。

 また、「ちょっとだけエスパー」の大泉洋のなにかと振り回される感じや久々に連ドラ出演した宮崎あおいの透明感と可愛さ、なんだかんだいってもうまい高畑淳子ディーン・フジオカに宇野祥平。この5人が絶妙に噛み合い、「ちょっとだけエスパー」の世界観を支えている。

 キャスティングが巧みなドラマを見るとうれしくなる。そんなふうに視聴者を驚かせてくれるドラマが見たいものだ。

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