高市首相の訪米に忸怩たる思い…あの振る舞いを読み解く
日米首脳会談時の高市首相の振る舞いは、賛否を問わず多くの国民の脳裏に刻まれた。対米自立を希求し“右翼編集者”を自称する筆者としては「ここまでやらねばならないのか」との忸怩たる思いを抱えている。
外務省関係者からこんな話を聞いたことがある。どの首相もG7を経験するまでは首脳会談や国際会議の舞台で極度の緊張を強いられる。不安を振り払うため猛勉強するが、それでも現場で落ち着かない様子を見せる首相もいるという。
だがG7を無事乗り切ると自信がついて「どうだ」と言わんばかり、国内でも胸を張って歩くようになるのだ、と。
高市首相は経歴上、外交経験のないまま首相に就任した。就任直後にG20とトランプ訪日を経験したが、G7という通過儀礼を経ないうちに訪米を迎えた。
しかも相手はイスラエルとともにイランへの軍事作戦を実行中のトランプだ。戦後日本における「アメリカと同じ側にいれば大きく間違えることはない」との外交セオリーが急激に変化しているさなかでもある。


















