「1日1分であらゆる疲れがとれる耳ひっぱり」藤本靖著

公開日: 更新日:

 耳を左右に引っ張るだけで、目や肩、そして頭の芯の疲れが取れて、体全体がリラックスできる。なぜそんな簡単な方法で、と思われるだろうが、人間の体の構造を知れば何も不思議なことではないと本書。

 頭の中には、脳の前頭葉をのせる“お皿”のような「蝶形骨」という骨がある。たくさんの穴を持ち、そこに神経や血管を通している蝶形骨は、悪い姿勢をとり続けるなどの原因で、歪んだりこわばったりすることがある。すると、神経や血管が圧迫され、さまざまな不調の原因をつくるのだ。

 蝶形骨は頭蓋骨の側頭骨に挟まれており、側頭骨にくっついた両耳を引っ張って広げてやることで、こわばりを解放できるという。1日1分、耳を引っ張ってみてはいかが。
(飛鳥新社 1048円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち