「天才!いろは歌留多 アラーキー洒落語録」荒木経惟著

公開日: 更新日:

■昔は旦那、いま電マ

 応募してきた人妻のヌードを撮る週刊誌の連載で今まで700人以上を撮影してきた著者。本書は、その撮影中に人妻と交わした会話を彼女たちのヌードと共に紹介する。

 著者の小学校時代の同級生だったという亡夫の勧めで広島から応募した明子さんはなんと68歳。彼女が60歳を過ぎて年下と再婚したと聞いた氏は、「いい女は、いくつになっても、いい女だよ。女房と味噌は古いほうがいい」と断言。スル回数は少ないくせに、毎日、下の毛を剃ってくれるという夫と暮らす28歳の陽子さんには、「昔は旦那、いま電マ(電気マッサージ器)! イケればいいじゃない」など。48人を相手に生まれた名言の数々を収録。
(双葉社 1000円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」