「世界泥棒」桜井晴也著

公開日: 更新日:

■第50回文藝賞受賞作

「わたし」は、深夜の公園で真山くんから「決闘」のことを聞く。放課後の教室で行われるそれは、皆が見守る中、決闘する2人がお互いにどちらかが死ぬまで拳銃を撃ち合うのがルールだという。決闘を仕切るのは百瀬くんで、拳銃も彼が用意するらしい。決闘する2人の間には互いに憎しみはなく、キャベツとレタスはどちらがサラダに欠かせないかなどが決闘の理由だそうだ。2週間後、わたしは友人から真山くんが死んだことを教えられる。彼のバラバラ死体の写真を送ってきたその友人は、決闘のことをしゃべったから彼は百瀬くんに殺されたのだという。

 審査員の星野智幸氏が「読んだら二度と忘れないだろう」と絶賛する第50回文藝賞受賞作。
(河出書房新社 1400円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 2

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  3. 3

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  4. 4

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  5. 5

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  1. 6

    巨人ドラ1岡本和真 本塁打1本「小遣い1万円」に祖父母悲鳴

  2. 7

    「将軍 SHOGUN」シーズン2も撮影開始 2026年は柄本明、平岳大ら海外進出する日本人俳優に注目

  3. 8

    辰己涼介は楽天残留が濃厚 ソフトバンク東浜巨らFA行使“残り物”たちの気になる行方

  4. 9

    新大関・安青錦に追い風? 八角理事長が看破した横綱・大の里「左肩回復遅れ」

  5. 10

    ブルージェイズ岡本和真に「村上宗隆の2倍」の値段がついたカラクリ