「最高の彼、最後の恋」キャスリーン・マクマホン著、古賀祥子訳

公開日: 更新日:

■ダブリンが舞台の大人のラブストーリー

 リーマン・ブラザーズに勤務していた49歳のブルーノは、会社の破綻で失業。3週間後、亡父との約束を思い出し、一族のルーツであるアイルランドのダブリンに飛ぶ。お目当てのマーフィー家はすぐに見つかるが留守番電話にメッセージを残しても反応がない。愛犬の散歩に出かけた38歳のアディは、海岸のベンチに座る男が家の周囲をうかがうアメリカ人だと気づく。何とか接触を避けようとするアディだが、愛犬のせいで彼に話しかけるきっかけを与えてしまう。しかし、言葉を交わしたアディは、彼が運命の人だと直感する。

 ダブリンを舞台にした大人のラブストーリー。(小学館 838円)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾