「最高の彼、最後の恋」キャスリーン・マクマホン著、古賀祥子訳

公開日: 更新日:

■ダブリンが舞台の大人のラブストーリー

 リーマン・ブラザーズに勤務していた49歳のブルーノは、会社の破綻で失業。3週間後、亡父との約束を思い出し、一族のルーツであるアイルランドのダブリンに飛ぶ。お目当てのマーフィー家はすぐに見つかるが留守番電話にメッセージを残しても反応がない。愛犬の散歩に出かけた38歳のアディは、海岸のベンチに座る男が家の周囲をうかがうアメリカ人だと気づく。何とか接触を避けようとするアディだが、愛犬のせいで彼に話しかけるきっかけを与えてしまう。しかし、言葉を交わしたアディは、彼が運命の人だと直感する。

 ダブリンを舞台にした大人のラブストーリー。(小学館 838円)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 2

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  3. 3

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  4. 4

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  5. 5

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  1. 6

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  2. 7

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール

  3. 8

    織田裕二「踊る大捜査線」復活までのドタバタ劇…ようやく製作発表も、公開が2年後になったワケ

  4. 9

    「嵐」が2019年以来の大トリか…放送開始100年「NHK紅白歌合戦」めぐる“ライバルグループ”の名前

  5. 10

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞