「定食と古本ゴールド」今柊二著

公開日: 更新日:

 ある土曜の午後、大森駅で降りて「東京からくり堂」に向かう。以前、訪ねたときには定休日だったのでリベンジ訪問だ。店先の均一コーナーを物色後、店内に入ると食、文学、旅行などの「香ばしいコーナー」が充実している。
 食のコーナーで見つけた戦前戦後の食を記した薄井恭一著「随筆味めぐり」を購入。書店のすぐそばの食堂「太郎」を目指すが、こちらは今日が定休日だったので、中華料理店「大興苑」の今週の定食「エビ・豆腐うま煮」に舌鼓を打つ……。
 その他、大阪や名古屋から沼津など各地方都市、そしてソウルやホノルルまで。
 定食と古書を巡る街歩きエッセー。
(本の雑誌社 1500円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢