「決定版 日本妖怪大全妖怪・あの世・神様」水木しげる著

公開日: 更新日:

■書籍初収録のイラスト付き妖怪図鑑

 巨匠による細密なイラストと詳細な解説で日本中の妖怪、神様などを紹介した究極の図鑑。

 第2次世界大戦中に著者自身が南方のジャングルで遭遇したという「塗壁」や、夕方や夜に飛来して時に人の首に巻きついたり顔面を覆って息の根を止めてしまう「一反木綿」など、よく知られた妖怪から、越中・東砺波郡利賀村(現・富山県南砺市)で死人の出た家の掛けムシロにいるというガマのような妖怪「センポクカンポク」や、沖縄・石垣島で命を助けてくれた漁師に津波の到来を教えたという人魚「ザン」などローカルな妖怪や神仏まで、895項目に及ぶ集大成。
(講談社 1900円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償