『「寄付」のすすめ』近藤由美著

公開日: 更新日:

■あなたのビジネススキルも「寄付」できる!

 日本人が1万5000円に対して、アメリカ人は22万円。これは、1人あたりが年間に行う、寄付の金額だ。日本にはまだまだ寄付文化が根付いていないが、それでも東日本大震災以降、日本人の寄付に対する意識は少しずつ変化している。

 近藤由美著「『寄付』のすすめ」(東洋経済新報社 1500円)は、金の稼ぎ方や儲け方のハウツー本があふれる中、初めて刊行された寄付に特化した指南書。寄付の始め方や最近の寄付事情などを解説していく。

 寄付といっても、金だけに限らない。たとえば、物品の寄付だ。各家庭には、買い置きした缶詰や、お中元やお歳暮でもらったが手を付けていない飲み物や食品などが眠っている。「セカンドハーベスト・ジャパン」というNPO法人では、企業や個人から余剰食品を寄付してもらい、品質チェックを経て児童養護施設やシェルター、路上生活者を支援する団体などに届ける活動を行っている。このような仕組みは「フードバンク」と呼ばれ、農林水産省のホームページにも紹介されている。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平、笑顔の裏に別の顔 日刊ゲンダイは花巻東時代からどう報じてきたか、紙面とともに振り返る

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    オコエ瑠偉 行方不明報道→退団の真相「巨人内に応援する人間はいない」の辛辣

  4. 4

    矢沢永吉&松任谷由実に桑田佳祐との"共演"再現論…NHK紅白歌合戦「視聴率30%台死守」で浮上

  5. 5

    神田沙也加さん「自裁」の動機と遺書…恋人との確執、愛犬の死、母との断絶

  1. 6

    ヤクルト青木宣親GMは大先輩にも遠慮なし “メジャー流”で池山新監督の組閣要望を突っぱねた

  2. 7

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  3. 8

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  4. 9

    高市政権はいつまで続くか 歴史の岐路となる2026年を大予測(1)

  5. 10

    ダイナミックな年に