『「寄付」のすすめ』近藤由美著

公開日: 更新日:

■あなたのビジネススキルも「寄付」できる!

 日本人が1万5000円に対して、アメリカ人は22万円。これは、1人あたりが年間に行う、寄付の金額だ。日本にはまだまだ寄付文化が根付いていないが、それでも東日本大震災以降、日本人の寄付に対する意識は少しずつ変化している。

 近藤由美著「『寄付』のすすめ」(東洋経済新報社 1500円)は、金の稼ぎ方や儲け方のハウツー本があふれる中、初めて刊行された寄付に特化した指南書。寄付の始め方や最近の寄付事情などを解説していく。

 寄付といっても、金だけに限らない。たとえば、物品の寄付だ。各家庭には、買い置きした缶詰や、お中元やお歳暮でもらったが手を付けていない飲み物や食品などが眠っている。「セカンドハーベスト・ジャパン」というNPO法人では、企業や個人から余剰食品を寄付してもらい、品質チェックを経て児童養護施設やシェルター、路上生活者を支援する団体などに届ける活動を行っている。このような仕組みは「フードバンク」と呼ばれ、農林水産省のホームページにも紹介されている。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「遅刻横行」「新入生は練習禁止」…かつての神村学園を変えた小田監督が語った指揮官の矜持

  2. 2

    侍ジャパンは2028年ロス五輪“出場”すら危うい現実 27年プレミア12が目先の焦点に

  3. 3

    相次ぐ海外勢欠場の幸運…日本勢は異例の“棚ボタ”メダルラッシュへ【25日開幕フィギュア世界選手権】

  4. 4

    「高市離れ」が参院自民と霞が関で急加速 11年ぶり暫定予算ドタバタ編成がダメ押しに

  5. 5

    松重豊「孤独のグルメ」続投の裏にある《諸事情》とは…63歳ゴローさんがやめられない理由

  1. 6

    前田敦子“アンダーヘア透け疑惑”写真集が絶好調! トップ張った元アイドルの生き様を女性が強く支持

  2. 7

    沖縄尚学の左腕・末吉良丞は日米争奪戦を呼ぶ「間違いなくドラ1候補」

  3. 8

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  4. 9

    高市首相が画策「逃げ恥国会」は大失敗!予算年度内成立に暗雲、11年ぶりの暫定予算編成へ

  5. 10

    松重豊は福岡の人気私立「西南学院」から明大文学部に 学費の問題で日大芸術学部は断念